幼児教育学科

OB&OG Voice

活躍する卒業生のリアルボイス

社会福祉法人想伝舎 幼保連携型認定こども園
食と森のこども園美里 副園長

1997年3月 卒業

木村 勇さん

麻生一関高等学校 出身

私が修紅短期大学在学中、保育園、施設、幼稚園実習を終えた後に、『子どもが子どもらしく子ども時代を過ごせる場所をつくりたい』と強く心に感じたことでした。教育実習で『今、この瞬間』を生きる子どもの世界の面白さに気づき、保育の世界を目指すきっかけになりました。美里町の3000坪の敷地に、令和3年4月1日開園した保育園の副園長として勤務しています。園庭で焚火をしたり、木登りしたり、全身どろんこで遊びまわったりと日々子どもたちの『やってみたい』に寄り添いながら保育を楽しんでいます。教育実習で感じた『子どもらしく過ごせる場所』で保育できる幸せを感じています。短大時代、先生方が授業で一人ひとり丁寧にかかわってくれたことが『一人ひとりに寄り添う』私の保育観になりました。保育園には私の他に、3名の修紅短大卒の先生が勤務しています。どの先生も子どもの気持ちに寄り添い、熱意にあふれる素敵な先生ばかりです。
 未来を担う子どもたちのために、一緒に保育を楽しむ仲間に出会えることを楽しみにしています。

社会福祉法人東京児童協会
すみだ川のほとりに笑顔咲くほいくえん 園長

2011年3月 卒業

山下 慶子さん

岩手県立花巻南高等学校 出身

0歳から保育園に通っていた私は、担任になった先生に憧れ、その頃から保育士になることが夢でした。それから高校卒業まで想いは揺らぐことなく、修紅短期大学への入学を決めました。この大学の魅力はなんと言ってもファンタジックコンサート! 中学や高校の文化祭とはまた違い、一から自分たちの力で作り上げる達成感や喜びを味わいました。無事に本番が終わり幕が下がりきった直後、仲間と共に感動の涙を流したことを今でも鮮明に覚えています。苦労したことももちろんありましたが、仲間と助け合うことや最後まで諦めないことを学びました。
 また、当時特別講師として来校していた菊地政隆先生との出会いが私の将来を大きく変えました。卒業後は県内で就職するのが当たり前と思っていたのですが、政隆先生が語る「社会福祉法人東京児童協会」の話に引き込まれ、東京への就職を決意しました。親元を離れることに大きな不安もありましたが、就職して10年経った今では系列園の園長を任されています。扇こころ保育園園長を経て、4月から「すみだ川のほとりに笑顔咲くほいくえん」の園長です。今年の夏には娘も産まれ、育児と仕事の両立という新たなスタートを切ります。短大時代には想像もしていなかった姿ですが、短大での経験と出会いがあり今に繋がっています。どうか皆さんも、短い大学生活ではありますがその一瞬一瞬を大切に過ごし大きく羽ばたいていって下さい。

社会福祉法人茱の木
幼保連携型認定こども園森のくまさん 保育教諭

2014年3月 卒業

小野寺 利輝さん

宮城県志津川高等学校 出身

当時高校2年生だった私は、2011年3月11日東日本大震災を経験しました。避難所生活をしていた際に、大人が悲しみに暮れる中、共に生活していた子どもたちは笑顔で元気に遊んでおり、その姿を見て大きな勇気をもらいました。そこから、子どもたちの命を守る仕事に就きたいと思い、就職率が高く、保育において大切な教養をしっかり学べる修紅短期大学に入学させて頂きました。
 私が一年生の時には、男子タッチベルクラブとして被災地を周って、楽器の演奏や子どもたちと触れ合う活動を行っており、そこでも子どもたちからたくさんの勇気をもらい、子どもと関わる楽しさを学ばせて頂きました。また、音楽の先生方にピアノを丁寧に教えて頂いたり、現場で活かせる手遊びや保育知識を学ぶ事ができ、とても実りある2年間を過ごすことが出来ました。今はその経験を活かし、宮城県の認定こども園で毎日楽しくお仕事をさせて頂いています。

フラットフォーカス株式会社
音楽療法特化型児童発達支援放課後デイサービス
チルハピ荒井教室
 児童指導員・保育士

2021年3月 卒業

遠藤 龍一さん

岩手県立岩谷堂高等学校 出身

私の職場では、障がいのある児童に向けて音楽を主体とした療育を行っています。ピアノを使って歌ったり、オリジナル体操を使って踊ったり、音楽を通して様々な力を身につけられるような施設なのですが、就職してみると、驚いたことに、タッチベルを初めとした短大の授業と関連した道具が沢山ありました!
 保育との関連性が低くなってしまうかもしれませんが、社会人になってからさまざまなイベントで、ピアノのライブ、音楽の作曲、編曲を行う機会が増えました。短大に入るまでは完全に素人の楽しい演奏レベルでしたが、音楽の先生の指導のもと、タッチベルクラブの演奏会を通して演奏力が身についたことを実感しています。
 そして、仕事でもピアノを使用しています。子ども達の中には、ピアノの演奏を聴くと満面の笑みで教室内をクルクルと走り回ったり、ドラムを使ってセッションしたり、チラッと見に来て「この曲知ってるよ!」と教えてくれたりと、みんなピアノに反応して楽しそうにしており、短大で身につけた子ども達を楽しませる力を実践することができています。
 ここにしかない魅力が沢山です。きっと楽しい生活を送ることが出来ますよ!
 月に1~2回ソロライブを頼まれコンサート活動もしています。

一関市立摺沢保育園 保育士

2018年3月 卒業

浅沼 朱花さん

岩手県立一関第二高等学校 出身

私は保育の仕事を初めて4年目となります。
 現在は3歳児を担任しており、子どもの成長と可愛いさを実感しながら働いています。日々の活動や環境設定、保育の方向性など職員間で話し合いながら進めています。子ども一人ひとりに合わせた対応は大変ですが、子ども達の成長を感じた瞬間はとても嬉しく、やりがいを感じています。
 短大では、専門的な知識はもちろんピアノや手遊びなど実践的なものを学ぶことが出来ました。また短大の時に作ったパネルシアターや手袋シアターの教材は現在も使用しており、自分の財産となりました。短大で学んだ多くの事が生かされています。大学祭やファンタジックコンサートは準備や練習で大変な時もありましたが、仲間たちと協力したことや子ども達が喜んで見てくれた達成感はかけがえのない思い出になりました。
 私は子ども一人ひとりを理解し、気持ちに寄り添った保育者になることを目指し、働いています。まだまだ学ぶことが多い日々ですが自分が目指す保育士像になれるように頑張りたいです。

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