食物栄養学科

OB&OG Voice

活躍する卒業生のリアルボイス

(株)菜花堂 勤務

平成20年卒業生
東海林 明弘さん

岩手県立一関第一高等学校出身

平成22年卒業生
高橋 光さん

一関修紅高等学校出身

お客様の要望にこたえて
和菓子・パンを世界に提供しています。

私(東海林)は、企画開発部の次長として、さまざまな取引先毎の新商品開発や規格変更などを行っています。商品開発のテーマは各々で、例えば地産地消原料の特色を活かす、栄養強化をする、食感を改良する…など主旨に沿って原料規格の見直し、産地の選定から栄養計算、仕入れ先の検討やコスト試算、商品名からラベルデザイン、荷姿・販売数量まで商品設計の全てを行っています。

菜花堂との出会いは、在学中に参画した「もち文化研究会」(現 一関もち会推進会議)でした。当時の企画開発部長の発表を聞いて興味を持ち、入社を志しました。

学生時代に学んだ食品学~調理学は、やはり何よりも基本になり、商品設計の際に不具合の解消や改良のためのベースになっています。今となって思うのは、プレゼンテーションの勉強はしっかりやっておくべきと痛感しています。取引先への提案や、商品企画を実現させるために魅力を的確に伝えることは、とても重要なことです。思いを伝えるプレゼン技術は、社会に出る前にじっくり磨いておくことをお勧めします。

高橋は、製造の責任者のひとりとして和菓子・パンなどの商品を提供する任務に携わっています。安全で安心、そしておいしい品々を日本各地のみならず世界に届けるために、日々がんばっています。

学生時代に学んできた事が
将来に生きてきます。

日清医療食品(株) 所属
一関市内介護老人保健施設勤務

平成24年卒業生 佐々木 直美さん(旧姓 穂積)

岩手県立一関第二高等学校出身

介護老人保健施設で栄養士として働いています。仕事の内容としては献立作成、食材料発注等の事務作業、仕込みや調理盛りつけの厨房作業を行っています。昨年から岩手南エリアの衛生委員として、衛生に関する勉強と指導も行っています。

学生の頃は病院での勤務を希望していました。かかりつけの病院が日清医療食品の受託先であったため、現在の勤務先を選びました。会社には同じ仕事をしている栄養士の先輩がたくさんおり、色々な相談や判断に迷った時にはアドバイスをしてもらえるので、たいへん心強いです。

学生時代に学んだ100人分の食事を作る給食管理実習のノウハウは、まさに現場での業務に役立っています。大量調理の工程を体験すると様々な事が見えてきます。理論はもちろん大切ですが、現場で役立つ実践的な実習が多いので、吸収した知識や技術を職場で直ぐ応用できたのは心強かったですね。食材の的確な発注や献立づくり、調理師さんとのコミュニケーションなど、チームワークの重要性を痛感する毎日です。

管理栄養士の資格を生かして、治療食の献立作りにも取り組み、後輩たちの良いお手本になれるように、毎日の仕事をコツコツと積み上げていきたいです。

目指すみんなへ

短大の2年間はとても短いので、目標を持って学生生活を送ることが大切です。たくさん遊んで、たくさん勉強をして、一生懸命に取り組んだ事は必ず将来に生きてきます。素敵な栄養士になれるように頑張ってください。

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